前回からの続き。
ENGで一番好きな企画、それは、
"Small Town Stadium"である。
この企画は、小さな町の小さなスタジアムはもちろん、使用しているクラブの歴史も併せて紹介するというもの。
今回は"The Home Guard Club"というスタジアム。
場所はロンドンから北北西へ約130キロのにあるTiggingtonという村。ウィリアム・シェイクスピアの生誕地ストラトフォード・アポン・エイヴォンから僅か2~3キロの地点だ。スタジアムから東へ数百メートルの地点にはJ・B・プリーストリーの晩年の住まい" Kissing Tree House"がある。
The Home Guard Clubの場所↓
The Home Guard Clubは現在10部に所属するAlveston F.C.のホームグラウンド。
参照:イングランドのリーグ構成。
上から10番目のリーグって言うと日本では「静岡県西部支部2部リーグ」とか「埼玉県各地区2部リーグ」あたりのチーム練習も週1回以下で専用のグラウンドも無く会場設営から撤収まで全て選手か手弁当のスタッフがやるような本当に草サッカーもいいところ。しかし、さすがは本場イングランドと言うべきか。例え10部でもクラブ体制の充実ぶりが違う。Alveston F.C.は先のスタジアムに加え下部組織はU9からユースチームまでの各年代、そしてリザーブチームまでを揃えている。
日本は学校制度もサッカー文化もイギリスとは何もかも違うから簡単に比較はすべきではないし、イングランドの同カテゴリーのクラブ全てがそうだとは言えないが、Jを含め日本にこんなクラブってどれだけあるんだろうか?猿真似は良くないが日本式のサッカー文化がもっと根を張ってくれないかなあ。
閑話休題。
Alveston F.C.のクラブ設立はエンブレムに記載されている1927年ではなく、それよりも3年古い1924年。実はこの設立年が判明したのは去年の2月とごく最近のことである。チェアマンのマーティン・ビーズ(Martin Beese)氏が昔の優勝写真を地元の新聞記者に持って行ったところ、1924年のストラトフォード地区リーグで優勝したときのものだと判明したという。
同クラブは創設2年目にもリーグ優勝を果たして連覇を達成しており、マンチェスターユナイテッドがトレブルを達成した98/99年シーズンでは、地区のリーグとカップ戦を制し同様にトレブルを達成している。これまで輝かしい歴史に彩られてきたAlveston F.C.はホームグラウンドの名から"The Homeguarders"と呼ばれる一方で、"Lads&Dads"(少年と父)と言う愛称も存在する。
マーティン・ビーズ氏
「クラブはLads&Dadsの精神を貫いてきました。私が12歳の時父はチームの監督をしていました。その後クラブのチェアマンとなり15年前に私が受け継ぎました。また、ファーストチームでは監督やコーチの息子たちが選手として活躍しています。だからこそクラブの哲学がLads&Dadsなのです」
そのヴェルタースオリジナルばりの伝統継承に感心。
最後にナレーションの永田さんが「親子何代にも渡ってクラブの伝統が受け継がれた強い絆は今後もクラブを支えていくだろう」と締める。
Alveston F.C.公式サイト
話は逸れるけど、俺の地元遠州ではこう言った対象は「お祭り」だ。"静岡県人はおとなしい"と偏見を持たれる方々は是非、遠州各地のお祭りを見ることを勧めします。特に森町や掛川市の東遠辺りではフーリガン化した"おとなしい静岡県人"が見られることでしょう。ちなみに浜松も祭の時だけはブラジル人顔負けのノリとテンションとパワーを発揮するから面白いです。相変わらず街中は寂しいけど。
もっと日本にサッカー文化が根付いてほしい!
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まだもうちょいだけ続くぞ。
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