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2011年4月15日金曜日

静岡で「福島県民お断り」についての検証

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「風評被害?静岡で『福島県民お断り』の看板?」の続きです。

今回の件、「痴漢冤罪」と構図は同じですね。被災地のメディア、福島民報が「あった」と報じれば、同じく被災者の方々は「ひどい!」と静岡を非難します。そして少々正義感の強い人間なら憤りを感じて「素直に認めろよ」「どう思う」と迫る。こちらがやっていないと言っても「やっていないことを証明しろ」「火のない所に煙は立たない」と立証責任もヘッタクレもない悪魔の証明を要求してくる人もいます。

ただ「痴漢冤罪」と大きく違うのは、被疑者不明で静岡という電車に載っていた人達全員が疑いをかけられている点です。静岡県出身者としては、事実確認をすれば済むのに「申し訳ない」とか「あったらごめんね」と誰のためにもならないことを反射的に言う静岡県民が多かったのは何とも情けない。仮に「うちのところでは無かったけど他だったらあり得る」というひねくれた愛郷心から発した言葉だとしたら、これが静岡県のみならず自分の故郷を貶めていることに気がつかないのは当然ですね。

まあ、それは言い過ぎですが、今回の件を自分なりに考証してみました。

背景

そもそも福島に対する風評被害は、原発の件があって以来、農産物の拒否に始まり宿泊客の受け入れ拒否いわきナンバーの運送拒否など数多くありました。

ただ、当然ながらどの報道も場所や名前を公表していません。その理由は不明だからではなく風評被害を防ぐためです。仮に公表して、情報に事実誤認があったらそれこそ取り返しの付かないことになります。

給油拒否について

福島に対する風評被害の全てを考証すると話の本題から逸れるので、ここからは話題を「給油拒否」に絞ります。拒否の原因についてはGoogleで「給油 拒否」「給油 制限」と検索した結果を元に自分なりの考証を付け加えました。

地震発生直後の「給油拒否」については、風評被害だとか原発だとかは関係無く、給油拒否というよりは、地震と津波による物流網と港湾機能のマヒが引き起こしたガソリン不足が原因です。そして、ガソリンの在庫に余裕があった場合の拒否も「緊急車両優先による一般車両への給油拒否」が殆どです。この拒否があった地域ですが当然ながら被災地である東日本に集中しています。

しかし、被害状況も明らかになり、被災地での行動にも余裕が出てくる頃になると「買い占め行為」が目立つようになります。日用品と食品、水、そしてガソリンがその対象となったのは記憶に新しいところだと思います。その対策として各地のGSでは「金額および給油量の制限」と「ガソリン残量が少ない車両の給油優先」、そして一部地域では「地元車両の給油優先」などが行われています。中には「地元車両の給油優先」が「地元車両以外の給油拒否」となった地域もあるようです。

自分としては、この「地元車両以外の給油拒否」がその意図はともかく「福島・いわきナンバーお断り」につながったのではないかと考えています。そして実際に、晒してしまって申し訳なく思うのですが、福島・いわきナンバーお断りの張り紙があったとされる給油所は福島に近い、福島県民が比較的給油し易い地域にありました。

誤解を恐れずに言うと「福島・いわきナンバーへの給油拒否」に限れば、そもそもは、原発関連による風評被害ではなく地元住民への給油を優先させるための処置であった可能性が高いのではないかと思います。

他社の報道

次に「静岡で見た」とした4月9日の福島民報の報道について検証します。この記事は4月8日朝に行われた福島県災害対策本部会議での報告がネタになっており、同じネタを扱った新聞社は確認できただけで2社あります。それらの「給油拒否」についての内容は以下の通り。
産経 - 「首都圏のガソリンスタンドで『福島ナンバー』お断りの張り紙を見た」
読売 - 「他県のガソリンスタンドに『福島県民お断り』との貼り紙があった」
加えて福島民報の関連ラジオ局であるラジオ福島の8日午前11時頃のニュース、恐らくは「福島新聞ニュース」において、読売と同じく「他県で…」と報じていたとの情報もあります。

つまり、「静岡で見た」と報じているのは福島民報1社のみです。

産経のみ首都圏と場所を限っていますが、実際に「静岡で見た」との報告であればもっと違う表現になっていたはずです。首都圏は法的に「東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県及び山梨県の区域を一体とした広域」、つまり関東の事であって決して静岡は含まれていません。そしてメディアが使う「首都圏」は東京を中心としたより狭い範囲のものになります。

確かに静岡県の富士川以東は東電管轄地区ですが、これをもって首都圏とするのは強引と言わざるを得ません。

「静岡で見た」の経緯

ここで問題なのは何故「首都圏」が「静岡で見た」になったかです。以下4月9日の福島民報の記事(抜粋)
郡山市在住の50代の女性が、運送業に従事する夫の体験として県の「放射線問い合わせ窓口」に伝えた。夫が仕事で静岡県内に行った際、給油所に「福島県民お断り」の看板。コンビニエンスストアやレストランの入店も断られたという。この他にも、「車に落書きされた」「宿泊を断られた」などの報告が相談窓口に届いている。
この「仕事で静岡県内に行った際、給油所に「福島県民お断り」の看板。」の捉え方についてですが、
  • 産経新聞が「首都圏」と報道していること
  • 関東で起こったとされる「入店拒否」や「落書き」と同列に語られていること
  • 上述の北関東での「給油拒否」と時間的に矛盾しないこと
の3点より「静岡へ向かう途中に関東で見た」とするのがより正しい捉え方、書き方だと言えます。しかし、これがTwitter上の投稿では、以下のように文章自体もそのニュアンスも変わっています。
8日の福島県災害対策本部会議で、郡山市の50代女性から運送業の夫が静岡県内の給油所で「福島県民お断り」の看板を見たとの通報があったと報告。コンビニやレストランの入店も断られたという。このほか「車に落書きされた」「宿泊を断られた」などの風評被害があったという。
これは、より真実を述べたと言うよりは、句読点の打ち方も主語も怪しい元記事を要約する際の表記ミスだと考えた方が自然です。

記事は信用に値するか

加えて福島民報の記事の信憑性についてですが、この記事を信じるなら目撃者から記事までの情報伝達経路は以下の通り。
目撃者→その妻→放射線問い合わせ窓口→県災害対策本部会議→(記事)
と、かなりの「又聞き状態」になっていますが、残念なことに福島民報の記事は、このどれに対しても裏付けをしていません。放射線問い合わせ窓口も県災害対策本部会議も情報を精査していないことが明らかであるにも関わらずです。

また、以前の記事でも指摘したように、裏が取れていない話に対する扱い方をしていない上、記事の文章自体も誤解を与える表現が多く稚拙さが目立ちます。そして、ネット上で話題になった途端に福島民報のWebサイトの記事が早々に削除されたことを考えると、福島民報の記事を信じろと言う方が土台無理な話だと思います。

本当に静岡か

では実際に静岡であったか?についてですが、これは冒頭でも申し上げたように「あった」ことを証明するしかありません。しかし、未だに地元の新聞紙やTV局にも「あった」とする報道は見当たりませんし、当の静岡県民たちが誰も見ていません。誰かが何かを見ているならどこかに報告が上がるなりWeb上に記録が残るなりするはずですがそれが一切ありません。これでは静岡で「福島県民お断り」の看板があったと言い張られるのには悪意を感じざるを得ません。

そして、もし本当に静岡で「福島県民お断り」の看板が本当に出ていたなら、東電地区でもなければ計画停電も関係ない静岡市清水区で以下の催し物は無かったと思います。
「安全な野菜」食べて 風評被害の地域産販売(4/ 6 07:34)
静岡市清水区でスーパー「ふれっぴー」6店舗を運営するJAしみずサービスは5日、福島第1原発の事故で風評被害を受けている地域の野菜を集めたキャンペーン「がんばれ福島、茨城、栃木、群馬」を全店舗で本格的に開始した。「出荷停止措置を受けていない野菜まで風評被害に遭い、被災地周辺の農家が大変困っている」(同社)と被災地支援の一環で当面の間、実施する。
同区の「庵原店」は入り口近くの最も目立つ所にコーナーを設け、9品を並べた。群馬産のキュウリは3本88円、茨城産はレタスが1個98円、ピーマンは5個98円。
暫定基準値を上回る放射性物質を検出して出荷停止措置を受けた野菜は排除している。4日から一部の野菜で先行開始し、反響は上々。買い物に来た清水区村松の池田博さん(74)は「被災地は本当にお気の毒。明日はわが身。何か手助けできれば」と新鮮な野菜を品定めしていた。JAしみずサービス店舗課の岩田和彦さん(43)は「厳しい検査を経た安全なものばかり。価格も安く、お得」と話す。
この記事は静岡県民の気持ちをよく表したものだと思います。

まとめ

以上のことから今回の「静岡で『福島県民お断り』の看板」があったとされる記事は、北関東で起こった給油拒否の件が誤って報道された可能性が極めて高く、加えて静岡でそのような事があったとするのは信じるに値しません。

今回の件で何よりも残念だったことは、連日の風評被害に気が立っていた被災者が「静岡」と言う固有名詞に過剰に反応した結果だとしても、当の被災地である福島が今回の流言の発信地になってしまったことです。被災者の方々が面している現状を鑑みればその心情は察するに余りあるのですが、ミイラ取りがミイラになってしまうのはこれ如何にとも思うのです。

加えて、今回、検証もせずに義憤や義務感に駆られて行動した方々は、その拳の持って行きどころをどうするのでしょうか。このまま自らを省みず、不正を正しているつもりがその実、加害者の輪に加わっている姿を晒し続けるのであれば、その善き動機から発した行動も必ず悪い結果に終わってしまいます。それだけは絶対にして欲しくありません。

自分はこれからも変わらず被災地の復興に向けて出来る限りの支援をして行きます。同じく静岡県民も「明日は我が身」と言う想いがあるにせよ出来る限りの支援をしていくと思います。ただ、このままでは両県民の間に何かしらのしこりを残すことになるのではないか、唯々それだけが心配です。

(続き)

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10 件のコメント:

  1. 静岡県民です、自動車、オートバイ趣味グループの連合を統括しているコミュニティ運営側の者です。

    メンバー達が情報収集しているのですが県内全域でまだこのような福島県民への救いの手どころか叩き落すような張り紙をだしていたガソリンスタンド、自動車関連施設を発見出来ていません。

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  2. 福島県出身、首都圏在住です。

    私も、当初この話題を目にしたときは怒りましたが、検索して最初にヒットする福島民報の当該記事が削除されていたことに妙な違和感を覚えたものです。その後は「いわきナンバーの車の隣を避けて駐車された」「妊婦の乗った車に石が投げつけられた」「福島ナンバーの車に傷を付けられた」「車をボコボコにされた」などと「差別」の報告が続々と各所に投稿されています。チェーンメールのウエブ版とでも表現したらよいでしょうか。ですが、不思議と「自分が実際にされました」というものはないんです。
    私も、管理人さん同様、福島に近いある場所での「給油拒否」が一件あったことはわかっています。おそらく同じ事例だと思います。
    管理人さんのように、検証をしてから書き込むという心の余裕は、「被害者」である福島県・東北の被災者にはなかなかないかもしれません。感情的にも理解はできます。しかし自分達の書き込みが風評被害の発信地になっているかもしれない、ということまで考えが行き着かないようでは、せっかくの全国各地からの厚意の支援に水を差すことになってしまうと思い、出身者としてこの流れを危惧しております。

    福島県の一連の報道でお気を悪くなされたかもしれませんが、これだけの検証をなされているのであれば、反論できる福島県民は誰一人としていないと思います。

    返信削除
  3. 新聞に載ってすぐ某SNSに載せられ、そのSNS上で動いてきた者です。ご報告まで。

    すぐに福島民報に電話したところ、読者担当の近藤氏は「県の発表を載せただけだから県に聞け」と福島県対策本部広報部(以下広報部)の電話を教えてよこしたので、以後何度も民報と広報部にかけまくることに。

    結果は、福島県民からの相談を実際受けたのは広報部の根元女史。しかし上司に報告して「他県民がそのように心配しないように放射線基準を出すよう放射線課に連絡したが、静岡と特定する必要ないと判断した」といい、実際朝の連絡会議に出たキコ氏は「その場では静岡という名前はださなかった。」と証言。

    それを民報の記者がさらに取材し、具体的な相談内容を聞き出し、あえて「静岡県」という名前を出し、そして編集次長から編集長のハマツ氏に上がり紙面に載った、という。

    そこであえて「静岡県」と特定して報道した編集方針は何か?県も他紙も出さなかった情報を民報のみが、とたずねると

    前出の近藤氏は最初「県が発表したことだから県が方針を出す」と言っていたが、県がふせていたことが判明すると「実際の相談が静岡と言ったのは事実なのだから問題ない。」
    私  「新聞社として報道するのには裏づけが必要でないのか?」
    近藤氏「県という信用できるところからの取材だからその必要はない。」
    私  「では記者の名前を教えてくれ」
    近藤氏「教える必要はない」
    私  「記事を書いた責任というものがあるでしょう」
    近藤氏「記者が書いてもその上が判断してから載せるのだから記者の名前は教える必要はない」

    そこで編集長はハマツ氏と聞いて電話をくれることになったが連絡がないので翌日電話すると
    近藤氏「編集長は出社しません。」
    私  「なんで出てこないんですが。いつ出てくるんですか」
    近藤氏「しばらく出てきません。」
    私  「なんでですか。昨日電話くれると言ったでしょう」
    近藤氏「入院したんですよ。こんなこという必要があるんですか」
    私  「しばらく出てきません。いつ出てくるかわかりませんで社会的責任ある新聞社としていいわけがないでしょう。」

    ということで編集局次長の安田氏につなげてもらうと、漸く「確かに新聞社として静岡と載せたからには、実際に静岡であったという事実を確認するべきだった」と認めてくれました。

    広報部に相談者の女性に取材をさせてくれといったが、教えてくれなかったこと、民報の記事が元で両県の感情に軋轢が生じたことを申し訳なく思うといってくれました。近藤氏とは大違い。

    結果、収束する方法として私が投稿欄に「新聞として不確かな記事が載ったことで証明もできず静岡県民も無念であるが、例えそれがあっても一部の者のすることで、静岡、日本の多くが福島と共に災害と復興に向かいたいと思っているとことを理解してほしい」旨載せることを提案。安田氏も歓迎してくれました。

    ところがその窓口が近藤氏で「投稿はルールだから匿名は受け付けない。本名と町名まで載せる」と言ってきたので「福島県民からにらまれててそんなことができるか。それなら載せん。安田氏から連絡よこせ」と言った所

    「安田からそれでも載せろと言ってきたので市名までにするからいいか」というので了承した次第。(ちなみに氏名年齢は改竄w)

    以上一連の顛末のご報告でした。お粗末。

    返信削除
  4. はじめまして

    やはりそうでしたか・・・私も「変だな・・・」と思い調べましたが、ここまで調べきれませんでした。

    ありがとうございます。

    返信削除
  5. 「福島県民からにらまれててそんなことができるか」

    この発言は何か後ろめたいことがあるのでしょうか? 
    自分が正しいと思ったら、他者の思惑は気にする必要はないと思いますが。

    返信削除
  6. >>匿名さん(2011年4月19日12:48)

    コメントありがとうございます。

    匿名さん(2011年4月18日17:21)に後ろめたさはないと思いますよ。
    ただ、福島民報の姿勢が信用出来ないので、怒っている人たちに誤解を与え、火に油を油を注ぐような結果になることを避けたいだけだと思います。

    だから「福島県民からにらまれててそんなことができるか」は「両県民の間にしこりを残したくない」と言う感情から発した言葉だと思います。

    返信削除
  7. >>匿名さん(2011年4月16日14:20)

    コメントありがとうございます。返信遅くなりました。

    >静岡県民です、自動車、オートバイ趣味グループの連合を統括しているコミュニティ運営側の者です。

    もしかしてmixiの方ですか?もしかしたら自分の訪問履歴が足あとに残っているかもしれません。

    >メンバー達が情報収集しているのですが県内全域でまだこのような福島県民への救いの手どころか叩き落すような張り紙をだしていたガソリンスタンド、自動車関連施設を発見出来ていません。

    自分も寡聞にして確証を持って「静岡で見た」と言う人を知りません。もっとも「見た人を知っている」「知人が見たと言っていた」と仰る方はいますが、それとて何の裏付けもなされていません。

    もし、何か情報が入りましたら是非教えて下さい。

    返信削除
  8. >>匿名さん(2011年4月16日17:36)

    コメントありがとうございます。返信遅くなりました。

    >検証をしてから書き込むという心の余裕は、「被害者」である福島県・東北の被災者にはなかなかないかもしれません。感情的にも理解はできます。しかし自分達の書き込みが風評被害の発信地になっているかもしれない、ということまで考えが行き着かないようでは、せっかくの全国各地からの厚意の支援に水を差すことになってしまうと思い、出身者としてこの流れを危惧しております。

    自分もこれと似た想いを抱いています。被災者の方々に「冷静になれ」と言うのは酷な話だとも考えています。しかし、デマに対しては冷静さがその最も有効な対抗手段であるのもまた事実です。

    >福島県の一連の報道でお気を悪くなされたかもしれませんが

    自分は福島県と福島県民に対しては何のマイナス感情も抱いておりません。むしろ「自分たちの故郷を自分たちで守ろう」という気概には尊敬の念すら感じます。ただ意地の悪い言い方をさせていただけば、「福島民報の報道姿勢を福島の人たちはどう思っているのか」には正直興味があります。

    返信削除
  9. >>匿名さん(2011年4月18日17:21)

    貴重な情報ありがとうございます。

    例のSNSでも構いませんので続報楽しみにしています。


    >>匿名さん(2011年4月18日23:15)

    コメントありがとうございます。

    今回は福島民報の報道姿勢に踊らされた方々が多かった。というのが事実でしょうね。

    返信削除
  10. 民報との対決のご報告続きです。

    読者投稿欄に投稿を了承した後、勝手に校正されてはならじと、再び民報に電話を掛け「記事をそのままに掲載することが投稿の条件です」とヤギヌマ記者に安田氏への伝言を頼みました。

    するとまたしても近藤氏から、明日掲載の紙面がFAXされてきました。

    ・・・案の定、「確認の無いまま「静岡県」と新聞に載ったことで真実と捉えられ」が
    「確認の無いまま「静岡県」と載ったことで真実と捉えられ」と書き換えられていました。

    穏やかに書きましたが、一番伝えたい新聞社の非を都合よく消されていたわけです。

    腹が立つというよりやはり、という虚脱感を感じましたが、それでも「修正があったら受け付ける」とのことだったので何点か修正したらそのように校正されて戻ってきたので掲載を了解しました。

    民報糾弾は重要ではありますが目的ではないので、オブラートに包んだ内容ながら復興に共に向かいたいということを主題に書きました。

    福島県民からどんな反応が来るかはわかりませんが、(その反応は私のところに届くかもわからず)とりあえず目的は果たしたことにしたいと思います。

    お騒がせ致しました。


    なお、MIXIで既に福島県民とやりあっております。

    看板はともかく、レストランで駐車した車のナンバー見て断るなど聞いたことがなく、コンビニの一店舗でもそんなことしていると報道されたら本部の地区担当のクビが飛ぶようなことをするとは思えず、相談内容がいかがわしいことを指摘。

    そして実際にあったことを証明してくれというと「新聞というメディアに載ったのだから事実だ」と言われた上に、こちらの非を認めない態度を攻撃されてます。

    「このような不確かなことでの諍いは両県民にとって利益にならないでしょう」というと、慇懃に「ご支援は結構ですから」と言われてしまいました。

    既に静岡県民に敵意を持つ福島県民や、揚げ足をとる人の前に無防備にプライバシー晒してまで矢面には立ちませんよ。

    返信削除