ENG #27-3 ”The Snooker”

前回からの続き。

ブラックプールの選手がスヌーカーのチャリティーイベントに参加
「ブラックプールのD.J.キャンベルとチャーリー･アダムがリッキー･ウォールデン、ショーン･マーフィーといった一流のスヌーカープレイヤー達と"スヌーカー"のシュートアウト宣伝のためのチャリティーイベントに参加」

.　　　　　／￣￣￣＼
.　　　　／　─　　 ─ ＼
.　　／　（●）　（●）　＼.　スヌーカーって何ぞ？
.　　 |　　　　（__人__）　　　　|
.　　＼　　　｀ ⌒´　　　／
.　　／　　　　　　　　＼

番組で使用されたものと同じ映像を見ると

Football Focus collegiate blackpool fc sports football dj campbell snooker

なんか台がでかくて赤玉がやたらと多い。

Wikipediaによると、スヌーカーは「ビリヤード」の一種で、１８世紀後半に英国式ビリヤードBlack-poolの亜種として誕生。主に旧英国圏で人気。英国では国技扱いでプレミアスヌーカーリーグも存在しゴールデンタイムにゲームが放送されることも。日本で言うビリヤードと違う点は、

テーブルは他のビリヤードと比べると２倍近く大きくホールが小さい、目の付いた毛織物が貼られている。
ボールは赤玉１５個に「カラーボール」（黄・緑・茶・青・桃・黒）６個と１個の手球（白）を使用。
手玉を用いて赤玉とカラーボールを交互に突いていく。
的球には色毎に点が割り振られている。最低点は赤玉の１、最高点は黒玉の７。
審判がいて諸ルールを判定する。

と言った所か。審判がいるってのがまた面白い。台もどことなくフィールドに似ていて、如何にもイギリスらしい競技。尚、日本では台の問題のせいかほとんど普及していない。どれくらい普及していないかって言うと、Amazonでスヌーカーのアフィリエイトリンクを作ろうとしたら、

って出るくらい普及してない。

ちなみに、このチャリティーイベントはポール・ハンターという人が関係している。

Paul Hunter

その端正な容姿から「スヌーカー界のベッカム」と呼ばれる。９５年、１６歳でプロに転向。０１年～０４年まで各大会を制覇し黄金期を築く。しかし０５年に自ら癌に侵されていることを告白。プロとして活動を続けるも、２８歳の誕生日目前の０６年１０月９日に闘病虚しく若くしてこの世を去る。

彼の死後に創立された「ポール･ハンター基金」が今回のイベントを主催したそうな。健康な子どもはもちろん難病と闘う子供たちにスヌーカーの楽しさを伝えるための団体だそうだ。間違っても日本にある「ユ偽フ」と一緒にしないようにね！

開幕当初の快進撃と違って失速中のブラックプール。その超攻撃的なスタイルは代償が大きく、現在２６試合で得点３９の失点５０で１６位。スヌーカーが大得意らしいキャンベルにその決定力を活かしてもらい是非とも残留して欲しいところ。

また続くよ！

次回は「Small Town Stadium」をやります。

次回で終了予定です。
応援して頂ける方は↓をクリック！