先の日記ではベシクタシュサポーター達の声量が半端ないことを紹介した。
そのサポーターたちを仕切っているのがチャルシュ(Çarşı)のリーダー、アレン・マルカリアン(Alen Margaryan)だ。浦和で言ったらBOYSの角田修一と言ったところか。
で、このサポーターたちが更に凄いところはその統率力。
「世界のサッカー応援スタイル」によると試合前には必ず"儀式"が行われるらしい。
ホームでの試合開始前にはイニョニュ・スタジアム全体から次のコールが起こる。
Alen sahaya üçlü çektir Kartal'a!
Alen sahaya üçlü çektir Kartal'a!
(アレン!ピッチへ鷲を引き出せ!)
Kara kartal(黒鷲)はチームの愛称。
これを合図にアレンがバックスタンドからピッチの中央に出で立つ。
この時、スタジアムの歓声は最高潮に達し、
それを更に彼が身体全体を使って煽りに煽る。
そして人差し指を口に添えると一転歓声は止みスタジアムは静寂に包まれる。
これを図ったアレンの大きく振る腕に合わせて
1(bir)、2(iki)、3(üç)!
の掛け声が一斉に起こり、再び割れんばかりの大歓声でチャントを歌い上げるのだ。
35.000 BESIKTAS FANS JUMPING,CRAZY ATMOSPHERE | HD
スタジアム全体がゴール裏のコアサポ集団化。
çarşı alen üçlü
こりゃカップ戦で対戦したトッテナムやリヴァプールのファンが絶賛するはずだわ。
やばいね。トルコの応援やばい。
浦和がちょっと可愛く見えてしまったのは気のせい?
ところでJK(Jimnastik Kulübü)の名の通りベシクタシュは総合スポーツクラブです。
決して日本の特定の性別と所属を表すものじゃないよ。
で、バスケットチームもあるんだが、そこでもアレン先生大活躍。
Beşiktaş-Efes üçlü
Beşiktaş Fans ÇARŞI and AMiGO ALEN
下の動画の途中に出てくる女の子二人組が結構可愛い。
もとい、バスケまでこんなにも熱狂的なのかと感心。ところで「Alen sahaya üçlü çektir Kartal」を日本のクラブもインスパイアしています。
勝利をつかめ / サンフレッチェ広島
うん、もっと頑張れ。
と言うより日本のサッカー文化自体がもっと頑張らんとな。
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トルコ・シュペルリグ |
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